マーティ:「ジャーン。」
ドク:「これは、見るからにアップル製品じゃな。」
マーティ:「そう、これは新しく出た『Lightning - SDカードカメラリーダー ¥3,500 (税別)』なんだ。」
ドク:「ずいぶん高いSDカードリーダーじゃな。」
Lightning - SDカードカメラリーダー - Apple (日本)
マーティ:「Lightning端子に対応しているというところがポイントなんだ。つまり、SDカードの中にあるデータをiPhoneやiPadなどに転送できるってこと。」
ドク:「そうか、デジカメで撮った写真のデータをiPhoneやiPadに有線で転送できるんじゃな。」
マーティ:「そういうこと。以前から売っていたアクセサリーなんだけど、今回買ったのは仕様が変更になった新製品なんだ。新旧共に製品の外観がほとんど一緒だから、店頭などで買う場合、間違えて旧製品を買ってしまう人がいるかもしれないね。」
ドク:「アップルの製品は、MacBook Airをはじめ外観を見ただけじゃいつのモデルか分からないものが多いからのぉ。」
マーティ:「これまで売られていた旧製品はiPad専用だったらしいけど、iOSのバージョンアップによって、新旧共にiOS 9.2以降であれば、Lightning端子が搭載されたすべてのiPhone/iPadで利用出来るらしいよ。しかも新製品の方はUSB 3.0に対応しており、12.9インチのiPad Proでは、USB 3.0で高速転送できるんだ。ただ、残念ながら、発売されたばかりの9.7インチのiPad ProはUSB 2.0のままなんだって。これはショックだよね。」
マーティ:「話している間に、Lightning - SDカードカメラリーダー を無事箱から取り出すことができたよ。」
マーティ:「たった3500円(税別)のアクセサリーにもかかわらず、アップル製品はパッケージに完璧を求めるんだよね。このこだわりがすごいよ。」
ドク:「一部の熱狂的なファンにはたまらんのじゃろうな。」
マーティ:「ほら見て、このSDカードを入れるスリットの部分にまで、台紙が入っているでしょ。」
ドク:「この細い作業はどうやって実現しているのか気になるわい。」
マーティ:「台紙の裏側を見てみようよ。」
ドク:「なんと!1枚の厚紙かと思っていたが、2重になっていたとは。」
マーティ:「ホント手が込んでいるよね。これだけでもきっと何パターンかのアイデアを試してたどりついた、アップル的には究極のパッケージング方法なんだろうね。」
ドク:「アダプタのケーブルが出ている付け根の部分をおさえていた台紙がピッタリすぎて怖いレベルじゃ。台紙からLightning - SDカードカメラリーダー を外す時にどうしても紙が曲がってしまうじゃろ。工場でどうやってケーブルを挟んだのか想像がつかぬ。まさか、ケーブルを台紙の穴に通してから、先端にLightning端子パーツを取り付けているのだろうか。。謎じゃ。」
マーティ:「そう言われれば、そうだね。それはさておき、さっそくデジカメで撮った写真をiPhoneに転送してみるよ。」
ドク:「軽くスルーされたか。」
マーティ:「Lightning - SDカードカメラリーダーに、デジカメから取り出したSDカードを差し込んで、Lightning端子の方をiPhone 6sに挿してみたよ。」
ドク:「Wi-Fiを使ってデジカメからiPhoneに写真を転送するよりも、はるかに分かりやすいわ。」
マーティ:「SDカードが差し込まれたLightning - SDカードカメラリーダーをiPhoneに接続するだけで、SDカードの中にある写真の一覧が自動で表示されるんだ。すごく簡単でしょ。iPhoneだとUSB 2.0での接続になるけど、100枚程度の写真ならスピード的にも全く問題なかったよ。」
ドク:「すばらしい。」
マーティ:「SNSなどに投稿する場合は、お気に入りの写真を選んでから転送することができるよ。上の写真のように、転送したい写真をタッチしていくと、写真のサムネル画像に青色のチェックマークがつくんだ。」
ドク:「もちろん、すべての写真を転送することもできるんじゃろ?」
マーティ:「もちろん。画面右上の[読み込む]ボタンをタッチすると、上の写真のようなボタンが出てくるから、[すべてを読み込む]か[選択項目を読み込む]かを選べるよ。」
ドク:「なるほど。」
マーティ:「今回は、[選択項目を読み込む]をタッチ。あっという間に転送が終了したよ。転送後に、SDカードに写真を残すか削除するか選べるから安心してね。」
マーティ:「転送した写真のチェックマークはグリーンになるんだね。」
マーティ:「画面下の写真アイコンを選んで、きちんと転送されているか確認してみよう。」
ドク:「バッチリじゃな。」
マーティ:「転送した天丼の写真を選んでみたよ。バッチリ転送できてるね。」
ドク:「この天丼は『天丼てんや』じゃな。」
マーティ:「ドク、今日も冴えてるね。」