マーティ：「iPhone6のプチフリーズ問題なんだけど、メモリを解放しても、アプリを使っているとまたすぐにメモリの空きが少なくなって、プチフリーズの症状がでてしまうんだ。」
ドク：「これまでの努力（メモリ解放）は、無駄じゃったのか。」
マーティ：「一時的には効果抜群だったんだけど。根本的な原因はメモリではなかったんだよ。」「それでまた、いろいろ調べているうちに、完全に症状をなくす方法を見つけたみたいなんだ。」
ドク：「おぉ、ついに見つけたのか。」
マーティ：「まず、前提条件は以下の通りだよ。」
- iOSのバージョンはiOS8.2（8.3でも遅延なしでした。）
- キーボードの種類は標準の状態（追加キーボードなし）
- iCloud Driveはオフ
マーティ：「どうやら、ユーザ辞書の顔文字が原因だったみたいなんだ。あるいは登録されていた単語の数かな。」
ドク：「顔文字とはのぉ。」
マーティ：「そうそう、ユーザ辞書の設定画面をみると、もう、明らかに挙動がおかしいんだよ。」「ちなみに、ユーザ辞書設定画面は、設定＞一般＞キーボード＞ユーザ辞書、にあるよ。」
ドク：「どういうことじゃ。」
マーティ：「何をやってもプチフリーズしまくりなんだよ。」「設定画面を開くだけなのに、いきなり少し待たされる。最新のiPhoneなのにだよ。」「他のアプリで文字入力をするときも、たぶんユーザ辞書を参照するようなプログラムが悪さしているんじゃないかな。」「ユーザ辞書には、なぜか僕はあまり使わないような顔文字がやたらたくさん登録されていたので、思い切って削除しちゃったよ。」
ドク：「誰のためのユーザ辞書かのぉ。」
マーティ：「でもね、それが簡単じゃなかったんだよ。」「一つずつ選択して削除していくんだけど、何かひとつボタンを押すたびに、プチフリーズが発生し、10秒以上も待たされるんだよ。」「全部消し終えるまで、1時間以上はかかるかな。」「プチフリーズ発生している時は、ユーザ辞書の単語が一時的にすべて画面から消えて固まったりすることもあったよ。」
ドク：「それは、ひと仕事じゃな。」
マーティ：「でもね、最初は大変だなぁと思ってたんだけど、ある程度削除していったら、急に動作が軽くなって、サクサク削除できるようになったんだ。これは期待できる！と思って少し嬉しくなったよ。」
ドク：「それでどうなったのじゃ。」
マーティ：「完璧さ。試しにたくさんアプリを立ち上げて、このように空きメモリを減らしても、文字入力はサクサクできたよ。」「その後もしばらく使っているけど、プチフリーズは発生してないんだ。すごいでしょ。これまでのガマンがウソみたい。」
ドク：「やったな、マーティ、ワシもうれしいぞ。」
マーティ：「ありがとう、ドク。僕もハッピーさ。」
