マーティ:「Apple Watchでまず驚いたのは、パスコードロックの仕組み。iPhoneのApple Watch Appで『手首検出』をオンにすると、Apple Watchを装着していないときは自動でロックされるんだ。」
ドク:「Apple Watchのセンサーが、Apple Watchが手首に装着されているかどうかを常に判別しているのじゃな。すばらしい。」
マーティ:「そうなんだ、つまりパスコードを設定してたとしても、腕につけている時、Apple Watchのロックは常に解除されているんだ。もちろん、最初にロックを解除する時だけはパスコードを入力する必要があるけどね。」
マーティ:「僕のApple Watchは38mmケースだから、あの小さな画面で毎回パスワードを入力してロックを解除をするのは、面倒だなと思っていたんだけれど、そのあたりはよく考えられているよね。」
ドク:「さすがじゃのぉ。」
マーティ:「ちなみに、Apple Watchがロックされている時は、上の画像のように、画面の上部中央に青色の鍵マークが表示されるからすぐに分かるよ。」
ドク:「それは安心じゃな。」
マーティ:「でもねー、やっぱりパスコードを入力するのは面倒に感じちゃうんだ。だって、iPhoneもiPadもいまや、指紋認証でロック解除できるでしょ。そのスマートさにもう体が慣れちゃったから、今更パスコードを入力する方法に抵抗があるんだ。だから、もっと簡単にできないかと思って。」
ドク:「慣れとは恐ろしいものじゃ。」
マーティ:「でね、パスコードを4桁じゃなくて、1桁にする方法を思いついたんだ。すごいでしょ。」
ドク:「それはヤバいじゃん。簡単にロックを破られるんじゃないのか。」
マーティ:「もう少し話を聞いて。Apple Watchの標準の設定だと、以下のようにパスコードは4桁になっているんだけど、これは“簡単なパスコード”なんだ。でね、これを“難しいパスコード”に設定変更することができるんだよ。」
マーティ:「そうすると、ほら、下のようにパスコードの桁数を自由に設定できるんだ。つまり何桁のパスコードが設定されているのか第三者には分からないってこと。iPhoneやiPadでもできる機能なんだけど、この機能を逆手にとって、パスコードを1桁にしちゃうってわけ。桁数が分からないから、悪意を持ってロック解除をしようとしても、数字の組み合わせが増えるわけだから、4桁より難しいよね。」
ドク:「1桁の数字から順番にチェックされたら終わりじゃな。」
マーティ:「まあね。ちなみに、6回ミスるとロックアウトされるみたい。」
Apple Watch に間違ったパスコードを 6 回続けて入力すると、ロックアウトされます。また、数分後ににやり直すよう促すメッセージが表示されます。
マーティ:「Apple Watchのパスコード桁数を変更するには、iPhoneの“Apple Watch App”を使うよ。」
マーティ:「アプリを立ち上げたら、“マイウォッチ”を選んで、“パスコード”をタッチ。」
マーティ:「すでにApple Watchにパスコードを設定している場合は、ロックを解除してね。」
マーティ:「4桁のパスコードを入力してOKボタンを押すと、」
マーティ:「パスコードの設定が変更できるようになるよ。ここで“簡単なパスコード”をオフにするんだ。」
マーティ:「するとパスコードを変更できるよ。」
マーティ:「Apple Watchにて、まずは、4桁の現在のパスコードを入力してね。」
マーティ:「次に、新しいパスコードを入力しよう。1桁でも10桁でも大丈夫。僕は1桁にしたよ。」
マーティ:「もう一度、同じパスコードを入力したら終わり。」
ドク:「簡単じゃな。」
マーティ:「パスコードの設定画面を見ると、“簡単なパスコード”がオフになっているよね。試しに、Apple Watchのロックを解除しようとしても、パスコードの桁数が分からなくなっているから、何桁でも入力できるんだ。」
ドク:「簡単なパスコードはオフだけど、パスコードはもっと簡単(1桁)になっておるのぉ。」
マーティ:「そうだね。」