マーティ:「じゃーん。」
ドク:「今日はここからスタートなんじゃな。」
マーティ:「はい、これ、クリスマスプレゼント。」
ドク:「ワシにか?」
マーティ:「天下のスターバックスのクリスマスボックスだよ。」
ドク:「ワクワクするのぉ。」
マーティ:「ほら見て!」
ドク:「このガラスとプラスチックでできた器具は何じゃ?」
マーティ:「これはコーヒープレスっていうんだ。」
ドク:「コーヒーを作る道具なのか。」
マーティ:「そうだよ。自宅で簡単にコーヒーを作ることができるんだ。スターバックスでは、このブラックの他にシルバーも購入できるよ。僕が買ったのはブラック(300ml)という一番小さいタイプなんだ。シルバーの方がオシャレなだけ、その分価格も高いんだよね。」
ドク:「ほぉ。こんなものがあるのか。」
ドク:「ところで、今、何をやっておるのじゃ?」
マーティ:「気にしない気にしない。」
マーティ:「ほら、コーヒープレスはこんなに分解できるから、手洗いも簡単にできるんだ。」
ドク:「重要なポイントじゃな。」
マーティ:「ほら、この金属の丸いパーツたちはこのように重ねて、棒状のプレス用パーツにネジで合体できるようになっているんだ。」
ドク:「なるほど。」
マーティ:「ね、コーヒー飲みたくなってきたでしょ。」
ドク:「これ、コーヒー豆入れるやつでしょ。どうしてワシらが入っておるのじゃ。」
マーティ:「シミュレーションだよ。シミュレーション。」
ドク:「何のためのシミュレーションじゃ!」
マーティ:「ほら、ここにスターバックス流おいしいコーヒーのいれ方が書いてあるよ。」
ドク:「ほう。」
マーティ:「ちなみに、スターバックス入社後の最初の研修では、このコーヒープレスを使ったコーヒーのいれ方を習うんだって。誰でも同じ味のコーヒーが手軽に作れるんだ。下記のサイトも参考になるよ。」
マーティ:「今回、スターバックスで初めてコーヒー豆を買ったんだ。お店に売っているパッケージの中身は本当の豆なんだね。買うときに、お店でコーヒープレス用に豆を挽いてくれたよ。」
ドク:「ほう。そうなんじゃ。」
マーティ:「ちなみに、コーヒーには大きく2つの種類があって、アラビカ種とロブスタ種。スターバックスでは、標高900m以上の場所でとれるアラビカ種を使っているんだ。」
マーティ:「お店で挽いた豆をそのままこのパッケージに戻してくれるみたいなんだ。コーヒーのいい香りがしてくるでしょ。」
ドク:「そうじゃな。コーヒー好きにはたまらないのぉ。」
マーティ:「ちなみに、このCHRISTMAS BLENDというのは、この時期限定なんだって。」
マーティ:「この計量カップがちょうどコーヒー豆10gなんだ。」
マーティ:「スターバックスの黄金比率は、コーヒー豆10gに対して、お湯が180ccなんだって。どの豆もこの比率でコーヒーをいれているんだよ。知ってた?この比率をキチンと守っていれば、スターバックスのコーヒーが誰でも自宅で簡単に再現できるんだ。」
ドク:「いつからそんなにコーヒーに詳しくなったのじゃ。」
マーティ:「実は、、、、スターバックスのコーヒーセミナーに参加して勉強してきたんだ。ドクも興味があったら、ぜひ参加をお勧めするよ。」
マーティ:「豆を入れたら、お湯を入れて軽く撹拌させるよ。お湯は沸騰して少し置いたお湯か、沸騰直前のお湯にすること。沸騰したお湯だと豆が焼けちゃうらしい。スターバックスのサイトには、理想的なお湯の温度は90℃~96℃と書かれているよ。」
ドク:「なるほど。」
マーティ:「お湯を入れたら、蓋をして4分待つんだ。」
ドク:「4分じゃな。」
マーティ:「そう、きっちり4分。」
ドク:「カップラーメンより長いのぉ。」
マーティ:「この4分を優雅に過ごせる気持ちが美味しいコーヒーを楽しむための秘訣だと思うよ。」
ドク:「何を訳のわからんことを言っておる。」
マーティ:「さあ、4分経ったから、プレスするよ。ゆっくりと押し下げてね。」
ドク:「思ったほど重くないのぉ。」
マーティ:「できたね。」
ドク:「完成じゃな。」
マーティ:「蓋を回してそそぎ口を合わせてね。」
マーティ:「さあ、カップに注ぐよ。あ、その前に、上澄み液を1cmくらい捨てるんだ。」
ドク:「いい香りが〜。」
マーティ:「スターバックスのコーヒーの出来上がり〜。ペーパーフィルターを使った作り方との違いは、コーヒー豆の油分(コーヒーオイル)が残るってこと。それだけコーヒーの味がよくわかるから、飲み比べて味の違いを確かめるには、コーヒープレスでいれた方がいいってことなんだ。」
ドク:「朝から自宅でスターバックスのコーヒーが飲めるとは贅沢じゃな。」
マーティ:「でしょ。」
ドク:「嬉しいクリスマスプレゼントじゃ。本当にありがとう、マーティ。」
マーティ:「あ、すっかり言い忘れてたけど、これドクへのプレゼントじゃないよ。」
ドク:「・・・」
マーティ:「我が家にスターバックスがやってきたみたい。」
ドク:「ワシの心にはぽっかりと何か大きな穴が空いたみたい。」
お勧めのコーヒープレス
スターバックスで売っているものと同じみたい。