マーティ:「ドク、今まで内緒にしてきたんだけど、お風呂に入っても身体を石鹸で洗うのをしばらくやめているんだ。」
ドク:「なんと、たまげた。これまたどうしてじゃ。」
マーティ:「約1ヶ月前に読んだこのブログ記事がきっかけなんだ。」
ドク:「花粉症が治ったというタイトルに釣られたのじゃな。」
マーティ:「ビンゴ!花粉症の症状が出ていた頃だったからね。ただ、花粉症が治ったかどうかはさておき、記事の中で以下のように書かれているのを読んで、最初はマジか!って思ったんだ。そんなことが可能なのかと。」
- 身体も頭も、石鹸やシャンプーを使わない。お湯だけで洗う。皮膚の常在菌を温存します。
- 原則として手指の消毒をしない(もちろん普通には洗ってますし、特に不衛生なものを触ったときにはしっかり洗っております)。
ドク:「確かにそうじゃな。」
マーティ:「もう何十年も、石鹸やシャンプーでゴシゴシするのが当たり前だって思って生きてきたからね。」
ドク:「うむ。」
マーティ:「でもね、小さい子供は特に石鹸で顔を洗わなくてもお肌はキレイだし、世界的にみれば石鹸で身体を洗わずに生活している人のほうが多いのかもしれないって思ったんだ。そこでちょっと調べたら、同様のことをしている人っているんだね。」
ドク:「タモリ式入浴法というのか。」
マーティ:「そうそう、あの福山雅治さんも石鹸で洗っていないなんて。びっくりだよね。」
ドク:「それで、始めてみてどうなのじゃ。」
マーティ:「僕の場合、少しアレンジしているんだけど、髪の毛をシャンプーしないのは抵抗あるから、髪は普通にシャンプーしているよ。同様に毛が生えているところは石鹸で洗っているんだ。」
ドク:「ワキマタじゃな。」
マーティ:「そうそう、あと手はどうしても石鹸を触るから手も洗っていることになるね。」
ドク:「それ以外はお湯だけなのじゃな?」
マーティ:「そうだね。その代わり手のひらを使ってよく洗っているよ。特に顔の場合、皮脂を手で伸ばす感じがまだちょっと気持ち悪いけれど、この先ずっと続けるとどうなるのかという期待とワクワク感もあるね。」
ドク:「まじっすか。」
マーティ:「それに、手のひらで直接肌を洗うせいか、“洗っている”という感覚が強くなるんだ。やってみて気がついたんだけれど、背中を洗うときに背中の上の方への届き方が左右の手で異なるんだ。右腕の方は変な癖がついているようで、左腕のように曲がらないんだよね。その結果、僕の場合は左手の方が背中の広い範囲を洗えるんだ。」
ドク:「それは面白い話じゃ。」
マーティ:「このまま続けたら、右腕の可動範囲が広がって左腕のようになるかもって少し期待しているよ。」
ドク:「肌の変化はどうじゃ?」
マーティ:「石鹸を使っていた時に比べて変わったことは特にないよ。たまに顔や体が痒くなることもあったんだけれど、症状が発生する頻度やタイミングを考えると、石鹸を使わなくなったことが原因とは思えないんだ。」
ドク:「石鹸代が浮くのう。」
マーティ:「そうだね、人によっては向き不向きもあるからオススメはしないけれど、興味がある人はメリット、デメリットをきちんと把握してから始めた方がいいね。」
ドク:「ワシには向いてそうじゃのぉ。始めて見るかのぉ。」
マーティ:「僕は長い目で免疫力の向上を期待しているんだ。まだ1ヶ月だと効果もよくわからないからね。」
ドク:「これからの季節が山場じゃな。」