マーティのあれこレビュー「LEGO GOOD DAY」

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Apple Watchはまだ買っちゃダメだよ。

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マーティ:「Apple Watchを使い始めてから、2週間くらい経ったよ。」

ドク:「その後はどうなのじゃ?」

マーティ:「そうだね。まず、このシルバーアルミニウムケースとブラックスポーツバンドの組み合わせはあまり目立たないせいか、ただはめているだけなら、画面も真っ暗だし思ったほど周囲の視線を感じないね。」

ドク:「一般世間の認知はまだまだということかな。」

マーティ:「そうだね、パッと見て気づくような人はデザイナーとかメーカー系の一部の人くらいじゃないかな。街中でもApple Watchをしている人はほとんど見かけないからね。」

ドク:「新しい物好きのオタクってやつだな。」

マーティ:「まあね。でもホワイトスポーツバンドに交換すると、それ自体が目立つから、嫌でも視線を浴びそうな気がするよ。」

 

 

ドク:「今回のタイトルが気になって仕方がないのじゃが。」

マーティ:「そうそう、僕にとってのApple Watch最大の欠点が分かってきたんだ。」

ドク:「どういうことじゃ。」

マーティ:「Apple Watchは“普通の時計”じゃないってこと。」

ドク:「そんなの当たり前じゃん。」

マーティ:「まあ、そうなんだけど、普通の時計としては、未完成なんだ。」

ドク:「ん?そうなの。あんなに褒めてたじゃん。」

 

 

マーティ:「まずね。時刻を知りたいと思った瞬間、100%確実に時間を知ることができないんだ。」

ドク:「時計なのに?」

マーティ:「そう、Apple Watchという世界的なブランド力をもつ企業が、膨大な投資をして作った腕時計なのに。商品名に“Watch”がついているのに。」

ドク:「つまり?」

マーティ:「つまりね、普通の時計とApple Watchの最大の違いは、常に文字盤が表示されているかどうかなんだ。」

ドク:「Apple Watchは、時計を見ようとしたら文字盤が表示される仕様だと思ったのじゃが。」

マーティ:「そう、最初は「オーッ」て感動したんだけれど、いろいろ使っていると、非常に狭い条件の中でしか機能しないんだ。」

ドク:「ほう。」

マーティ:「それに、文字盤がうまく表示されたとしても、一瞬待たされるのが地味にストレスなんだよね。僕にとっては。」

ドク:「せっかちじゃなのぉ。」

マーティ:「これって、普段、腕時計をしなくなった人にとっては、そんなに気にならないのかもしれないけれど、僕みたいに、今までずっと腕時計をしていて、腕時計をしていないとなんだか不安になっちゃう人にとってはかなりマイナスポイントなんじゃないかと気づいたんだ。」

ドク:「いまや、スマホが時計代わりの人は多いからのぉ。」

マーティ:「そういう人は、時間を見るのにそもそも一手間かかっているからね。バッグやポケットからスマホを取り出して、電源を入れてからみる習慣がついてるじゃん。」

ドク:「そう言われるとそうじゃな。」

マーティ:「“いまの時刻”を見るのに、電源入れるって操作が必要な時計って、僕に言わせたら時計じゃないからね。そういう意味では、Apple Watchはリストバンド型のスマートデバイスってことになるんだ。決して腕時計なんかじゃない。」

ドク:「これまでの習慣の違いが、Apple Watchの評価を左右するのじゃな。」

マーティ:「そうだね。そういう意味では、携帯電話やスマートフォンの登場によって、腕時計を身につける人が少なくなった時代にはフィットした新しい腕時計の姿なのかもしれないね。アップルがいうように「腕時計を再び創造」したんだ。」

ドク:「アップルが考える新しい時計ということじゃな。」

マーティ:「携帯電話やスマートフォンだったら、時計機能はおまけだったから、常時表示されていなくても誰も気にしなかったんだ。」

ドク:「携帯やスマホの中には、背面などに小型液晶がついて常時、時計機能が表示されるモデルもあったのぉ。」

マーティ:「Apple Watchについてもう少しいうと、以下のシチュエーションでは、腕時計をはめている腕をちょっと動かすだけの操作で、文字盤を一発で表示させるのは難しいんだ。」

  • 完全に横になって寝ている時
  • 電車に乗ってつり革につかまっている腕のApple Watchをみる時
  • 会議中にテーブルの上に腕を置いている時

ドク:「なるほど。」

マーティ:「身体が立った状態で、腕をくるっと回してApple Watchの画面を真上か、顔のある方向に向けるとほぼ100%大丈夫なんだけどね。上記のシーンでは、腕を大げさに動かすか、不自然な動きを何度もしなければならず、毎回イライラするね。」

マーティ:「つまり、これまでの普通の腕時計は、腕時計がどんな状態(向き)であったとしても、文字盤に視線を送るだけで時刻を確認できたけれど、それができないってことなんだ。Apple Watchは腕から外して置き時計的な使い方もできないんだ。テストなんかでテーブルに置いて時刻を確認するというような使い方も無理ってこと。」

マーティ:「何度も言うけれど、Apple Watchで時刻を確認するには、Apple Watchをはめた腕を“ある条件”に合うように動かすか、反対側の手を使って画面をタップするなどしなければいけないってこと。」

ドク:「逆に言えば、身体が動いている(起きている状態)とか、スポーティーなシーンにはぴったりなんじゃな。」

マーティ:「そうだねー。しかも今気づいたんだけれど、僕が買ったのは、Apple Watch Sportだしね(笑)。」

ドク:「そこまで言って、これからもApple Watchを使い続けるのか?」

マーティ:「せっかく買ったからそのつもりだけれど。文字盤の表示スピードやタイミングについては、ソフトウェアのアップデートで改善されることを期待したいなぁ。それに、Apple Watchが相応しくないようなシーンでは、別の腕時計をしていけばいいしね。」

ドク:「そうじゃな。」

マーティ:「将来のApple Watchは、文字盤だけは常時表示されるように進化していって欲しいと思うよ。今はバッテリーの問題もあるから、文字盤が表示される時間もかなり計算しているようだしね。」

ドク:「なるほど、それでこそ初めて堂々と“時計”と名乗れる資格があるってわけじゃな。」

マーティ:「まさにね。」

ドク:「いまのApple Watchは、新しい物好きの人間で、普段腕時計をしていない人には向いているようじゃな。」

マーティ:「そうだね。そこ重要だと思うよ。」

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